2018-12-17

MacBook Pro 2013 Late Retina の SSDが死にそうなので入れ替え

MacBook Pro 2013 Late RetinaにLinuxを載せて使っているが、ここの所プチフリーズを乱発するようになった。
普段使わないMacOSに切り替えて使ってみてもレインボーカーソルが出ている。

Mac信者の間では、レインボーカーソルは死のカーソルと言わているらしく、ディスクの昇天が近いとの事だ。
SSDの故障はどうでも良いが、データを道連れに昇天されては困るので載せ替えの対応策を練る。

Appleの製品はクセが強いのでWindowsノートのようにHDDを簡単に載せ替える事が難しい。(千鳥のノブに叫んでほしい・・・・)
そんな汎用性に乏しいMacBookでも、調べてみると、M.2規格のSamsung 970 EVO であれば条件付きで換装できるようだ。
例によってNVMe M2のコネクタにクセがあるのでそのままでは刺さらないが、中国の怪しげな会社が発売している怪しげなアダプタを使うことで、問題なく動作しているらしい。

TranscendのJetDriveというSSDであれば互換性を保証しているらしいが、250Gで25000円!!。
EVO 970ならば10000円割れと半額以下・・・・。人を馬鹿にするのもいい加減にしろ!

ここの所MacBookの販売が振るわないらしいが、

  • SSDの故障のしやすさ(つまりはド素人の熱設計)や、
  • 落下に弱い(もやしっ子)や、
  • 飲料のキーボードぶち撒けに弱い(はなから対象外、作れません)が

バレて来たのと、Windowsノートも少しはデザインというものを意識してカッコつけてきたのとで、「何もMac買わなくてもいいんじゃね?」という事に落ち着いた結果だろう。

家のMacBookは持ち出さないし、飲料レスでの環境でしか使わないので、SSD以外の故障がない。もう少しこき使ってやる為にEVO 970への換装を実施した。

換装のポイントは、ハード的な分解・取り付け作業ではなく、Mac OSのインストールにある。
BSDを意識しているくせに、diskutilという貧弱なフォーマットアプリケーションしかないので、インストーラーの手順では、EFIシステムパーティーション(ESP)すら好きなサイズで切る事ができない。
どうせMacOSなんか使わないのだから、Linuxだけのインストール・・・と思ったが、BIOS更新などはMacOSがないとできないので、入れるだけ入れておかないといけない。

面倒なことを遠回りしてやって、ようやくMacとLinuxのUEFI Dual Bootができるようになった。

SumsungのHDDは品質がダメダメで話にならないイメージだったが、EVO 970の出来はとても良い。
M2 NVMeは発熱が大きい事から問題を起こしているとの書き込みがあったので、ある程度は覚悟していたが、アダプタの効果もあるのか、元の純正SSD(こいつもSumsung)よりも発熱が低くて驚いている。
MacBook Pro 2013 Lateを使っていて、SSDの交換を考えている冒険野郎にはおすすめのSSDと思う。