2014-03-13

BeagleBone Blackの電源の優先度

前からLinuxが動作する小型端末を使ってみたいと思い立ち、いろいろ調べていたのだが、
皆が使っている Raspberry Pi  と、ちょっとマイナーなBeagleBone Black という2つの候補に辿り着いた。
CPUの能力が高いのと基板とロゴのデザインが好みだったので、BeagleBone Blackに絞り、入手に踏み切った。


昨年、顧客に情報を提供しないまま古いリビジョンのものを販売していたという事で、Amazonで販売していた正規代理店がさんざんブーイングを受けていたらしい事や、BeagleBoneBlackの生産が追い付いていない事などから、どこを探しても在庫切れになっている・・・・・。

そんな折、「アキバの秋月の店頭に売っていた」と教えて頂き電話で問い合わせた所、2個だけ在庫があるという・・。
ついにBeagleBone Blackを入手してしまった。しかも、リビジョンは"B"


Revision B (Production Version)

This version moves to the AM3358BZCZ100 processor as we are no longer able to get the limited production version of the AM3359AZCZ100.
という事で、リビジョンの記号は、プロセッサのAM3358BZCZ100から来ているのだろうか・・・・。

まあ、細かいことはどうでもいいか。

BeagleBone Black には、電源の供給方法が2通りある。
一つは、2.1mmのジャックに接続するDC5V電源で、もうひとつがminiUSBポート経由の電源だ。
製品の同封物にはDC5V用のアダプタが見当たらないので、miniUSBが唯一の電源供給になる。
当然、殆どの人はDC5V用のアダプタを購入するだろうから、2.1mmジャック経由が電源という事になるだろう。

ここで、電子工作素人の自分は、素朴な疑問を持った。

2.1mmのDC5Vに接続し、さらにminiUSBに接続した場合、どちらの電源経路が選択されるのだろう・・・・?

こういう時はマニュアルを見るに限る。BBB_SRM.pdfの、P44 【6.1.4 Power Selection】によると、

The selection of either the 5VDC or the USB as the power source is handled internally to
the TPS65217C and automatically switches to 5VDC power if both are connected. SW
can change the power configuration via the I2C interface from the processor. In addition,
the SW can read the TPS65217C and determine if the board is running on the 5VDC
input or the USB input. This can be beneficial to know the capability of the board to
supply current for things like operating frequency and expansion cards

とあるので、2.1mmのDV5Vジャックの方を優先して接続するらしいことがわかった!。

じゃあそろそろ、Android打ち込むか・・・・

2014-03-11

eclipseの実行構成のトラブル

eclipseのプロジェクトを削除する場合に、eclipseを経由せずに、「いきなりフォルダごと削除する」といった乱暴な消し方をすると、実行構成のランチャーの残骸が残ってしまう事がある。こんな時は、

workspace/.metadata/.plugins/org.eclipse.debug.core/.launches

以下を調べると、残骸になったランチャーが残っているので削除してやる。
その後、お決まりの

eclipse -clean

で、きれいに起動してやれば、実行履歴には残骸ランチャーが表示されなくなる。

しかし、これって何か変な構成なんじゃないか?。
特定プロジェクトのランチャーは、対応するプロジェクトフォルダ以下に保存されるべきではないだろうか。
実行履歴欄には、実行したランチャー名のみ5つ程度残せばよいだけだし、実行構成フレームの左窓の
ランチャーには、workspace以下に存在するプロジェクトフォルダから、それぞれのランチャーを走査して
掲示すればよいだけだと思う。

ecllipseは、こういう所が雑な気がする・・・。まあ、無料で使わせてもらっているのに文句は禁句なのだが・・・・・。

2014-01-10

Nexus7 修理 その8 --- 完結編 ---

ASUSから戻ったNexus7は、今の所調子が良い。
感度が悪くなるのを恐れて、せっかく購入した保護フィルムを貼らずに使っているのがよいのかもしれない。
このまま、調子良く動いてくれることを祈るのみだ。

本体の方はこれで一段落したのだが、今度はバッテリードレイン問題とやらで、SIMカードを交換することにした。
使っているSIMはOCNのものなのだが、少しでも売上を上げたいのか?、昨年末からSMS機能付きのSIMカードへの交換手数料無料キャンペーンを打っている。
バッテリードレイン問題の解決には、SMS機能が付いているSIMを利用するのが良いらしいので、130円/月額のコストを支払って使うように申し込みを行った。

ここで、初めてOCNのサービスを使う人にとっては、ぶち当たる問題を書いておく。SIMカードをSMS対応に変更するには、

WEB経由でSMS対応SIMを申し込む。
SIMが届いたら、動作確認を10日程度で行う。

動作確認が取れたら、旧SIMの解約申し込みをWEB経由で済ませ、旧SIMを、送料負担で返却する。

感の鋭い方は何が言いたいかわかると思うが、兎に角、OCNのWEBサイトは分かり難い

どうやったら、これだけ分かり難いページを作れるの?  っていうくらい分かり難い。
そこに書かれている内容やデザインは、
自分たちマターの業務慣習が染み付いた発想と、その場凌ぎのツギハギで作られてきた構造になっているため、バナー広告とファンクションボタンの違いが分らないだけでなく、申し込み・解約の手続き画面までの気の遠くなるような道のりを覚悟しなければならなかった。

もしログイン後にわからなくてイライラする人は、迷わず電話で済ませたほうが100倍早く終わります。


はっきり言って、OCNは、俳優の阿部ちゃんのページを見て、わかりやすいデザインを勉強して欲しいと思う。