・・・って言うか、なんでそんな事ぐらいで、ニュース沙汰になるのか意味がわからない。
先進国のレベルから見ると、「お前ら、よっぽど気持ち悪いメールシステム使ってたんだな・・・。大丈夫か?」と突っ込まれそうな状況だ。
「新しいドコモメールは、PCのブラウザからでも接続できます。エヘン!!おれってすごくネ?」
ということらしいので、早速ブラウザ経由でアクセスさせる為に、ドコモIDというのを使ってやってみたが・・・・。
「docomo ID認証時はご利用いただけません」
と、いつもの、「期待を裏切らない見事な失敗」で終了した。
いろいろ検索したら、2つのサイトの解説で、ようやくつながった。
ガジェット通信の書き込み
ありがたい情報サイト
個人的には、成功させるための条件として、以下のように解釈している。
- 初めてドコモメールを使う時は、スマホ経由で、しかも、3GかLTEの回線で接続しなければならない。
- ドコモIDに電話番号を使っている場合は、先頭文字がアルファベットで始まるメールアドレスに変える必要がある
- PCといったらWindows。WindowsといったらIEでしょ?。それ以外使ってる奴いるの?
このサイトを作った人はdocomoの人間であるという事が、失敗の根幹を構成する。
まず、docomoに染まった人間はどうしても、ユニークIDは電話番号という解釈から逃れる事ができない。
従って、電話番号をdocomo IDに設定する事が自然なのだが、こいつをサーバーのバックの処理で使うと、いろいろ問題が出やすくなる。
WindowsのVariantのような、なんでもおK的な型の場合、08012345678 みたいな番号を変数にぶち込むと
Variant v = 08012345678 この時点で、8012345678という数値データに変換されてしまう。
それを、文字列データに変換すると、
String s = v この時点で、 8012345678 という文字列に変換される。
これをDB保存されている "08012345678" と比較すると 合致しない。
まさか、こういうアホな事をやっているとは思えませんので、あくまで推測です。
次に、docomoに染まった人間はどうしても、接続してくる回線はdocomoの回線しかなかったよね?という解釈から逃れる事ができない。
wifi経由での接続は、docomo回線接続の想定外であり、初回は電話回線経由での開通ありきで許可するのが前提で、いきなり想定外の回線利用はないっしょ?的な発想から逃れられない。
次に、docomoに染まった人間はどうしても、接続してくるPCはすべてWindowsであり、Windowsといえば、利用ブラウザはIEしかありえないという解釈から逃れる事ができない。
従って、Firefoxなんて知らねーよ、何だそれ?的な対応で接続に望む必要がある。
まあ何にせよ、3つの条件をクリアさえしておけば、無事にPCブラウザ経由でも接続が可能になるので、試してみる価値はあります。