外見からでは本体背面が白になった程度の違いしか分らないが、最初のリビジョンから不具合が多発していた機種である事を考えると、この白モデルには設計変更した基板やパネルなどが搭載されている可能性が高い。
今後もし、白モデル購入ユーザーから、
- タッチパネルの不具合
- スピーカーのホワイトノイズ
- wifiの接続不良
初版を購入して不具合に頭を悩ませているユーザーは複雑な心境だが、タブレットやスマホのような成長途中にある機械では、新薬チェック目的の人体実験ような工程は避けて通れないのかもしれない。
メーカー側も、起きてしまった不具合に対する膨大なサポートコストを払ったとしても、端末作りのノウハウという無形資産が蓄積する事になる。
このようなモノづくりのパターンでは、初期モデルは小出しで販売する事がポイントではないかと思う。
販売個数が少ない内は,例え不良品が返ってきたとしても,不具合パターン1つに対する取り替えや修理コストは低く済ませることができる。
また、最初に販売を開始するのは、日本が望ましいのではないかと思う。これは、
- 母国言語が2バイト文字を使っている
- 所得水準が高く、几帳面に機械を扱う傾向が高い
- ネットワークの環境整備が進んでいる
マイクロソフトやappleが日本を大事にしているのは、このような理由からではないだろうかと思う。
ところで、利用されているAndroid端末のOSバージョン分布がどうなっているのか気になったので調べてみた。
Google発表と書いてあるサイトの報告によると、
バージョン | コードネーム | 前回(9月) | 今回(10月) | 増減 |
---|---|---|---|---|
2.2 | Froyo | 2.2% | 1.7% | -0.5% |
2.3.3-2.3.7 | Gingerbread | 28.5% | 26.3% | -2.2% |
3.2 | Honeycomb | 0.1% | 0.1% | 0.0% |
4.0.3-4.0.4 | Ice Cream Sandwich | 20.6% | 19.8% | -0.8% |
4.1.x | Jelly Bean | 36.5% | 37.3% | +0.8% |
4.2.x | 10.6% | 12.5% | +1.9% | |
4.3 | 1.5% | 2.3% | +0.8% |
となっている。個人的な意見では、2.2〜3.xまでは新薬の人体実験中というイメージだったので、一切機器は購入していなかった。
スマホというものが出てきた時点で、この規格は電話ではなくPCだと考えていた為、生姜とハニカムとのバージョンの差は一過性の試行錯誤と思われたからだ。当時、知り合いにスマホの購入を聞かれた時も、『携帯屋で「アイスクリームサンドイッチ下さい」といっても、誰も不思議な顔をしなくなってからでないと、Androidは買わない方が良い』とアドバイスしていた記憶がある。
『ユーザー !?。 へっ、 そんなもの知らねぇー−よ!。』
『コチとら、前しか向いてねぇーーんだよ!。』
『(タバコをくるらせながら)フゥーーーッ。 ついてこれねぇ奴ぁーー、野垂れ死ぬんだな・・・・・。 』
と言っているかのようなAndroidが、バージョン4.4でついに、・・・・・
『ユーザーよぉ・・・。 すっかりおめぇー−らに苦労かけちまったな・・・・。勘弁しろよ。』
『少しはよ、おめぇーらの事も気にかけてやるからよ。昔の仲間も大事にしねぇーとな・・・。(遠い目)』
と言わんばかりに、旧機種でも安定稼働できるような機能調整を行ったバージョンとしてリリースしてきた。
このバージョンを持って、Androidとしての一つの区切りとなっている。
単なる推測だが、今後のステージは、Google glassやDesktopPC、そして家電やロボットも絡んだバージョン展開になってゆくのではないだろうか。
日本の優秀な?企業があつまった、iOSコンソーシアムという立派な団体があるが、どうもピントがずれているように思えてならない。
偏見かもしれないが、Android vs iOS というのは、一昔前の VHS vs Beta 戦争みたいな印象を持って見てしまう。そこには、デザインや洗練さに欠ける安売り=Android(VHS)と、スタイリッシュで洗練された高級品=iOS(Beta)という図式が浮かんでくる。
iOSに参加している企業を見ると、どう見てもBetaスタイルではなくVHSスタイルに馴染むような会社が多いので、組織そのものがチグハグに感じでしまう。
以前どこかのサイトで、 スティーブウォズニアックが「iPhoneはAndroid端末にはかなわない」と、インタビューで答えていたが、Google Glassの出現によって多くの人に印象づけられる結果となるように思える。
最近のアップルの株価から、夢の部分が欠けてしまったように感じるのは気のせいか・・・・・。
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