その理由は、
1)アプリケーションに求められる機能が備わっていない
カメラ内の画像データのcopyはできるが削除ができない。
カメラの撮影時の調整機能が乏しい
2)アプリケーションの出来が悪い
wifiへの接続が悪く、レンズカメラなのに操作ができない端末が存在する
3)アプリケーションの使い方の説明が稚拙
マニュアルが乏しい。
といいった所だろう。
アプリのコメント欄を見ると、
Wifiが繋がりません Experia z3 (Android 6.0.1) と DSC-WX200 ですが、パスワードどが違うと 全くダメです。なんとかして下さい。
みたいなのが散見される。
iPhoneの事はわからないが(おそらく高級カメラを備えたiphoneを使っている人で、このカメラを購入するひとは稀だろう)、カメラ機能が乏しいAndroid端末の場合での接続についてかんがえて見た。
NFCがついている場合
NFCが付いている端末の場合で、カードリーダー等の他のNFCアプリがインストールされているケースでは、最初に行うカメラとの接続動作において他のアプリの干渉を受ける場合がある。これを避けるには、面倒でも誤動作しそうな他のアプリを削除してから接続処理を行うと良い。
他のWiFiの干渉
このカメラは2.4GHzのWifi-DIRECTを使うが、他の多くのwifi端末やアクセスポイントがある場合に、接続傷害に陥ってしまう場合がある。これを回避するには、WifiAutoSwitcherのようなwifi接続の優先順位を指定できるようなアプリをいれておくと良い。
カメラとの接続に成功すると、保存済みネットワーク には
DIRECT-reQ0:DSC-QX10
みたいなのができるので、これへの接続の優先順位をトップにセットしておけば良い。
接続が上手くゆかない場合
PlayMemoriesを停止した状態で、最初にwifiの詳細設定で、接続先のWiFI周波数帯域を2.4GHzのみとする。次にカメラの電源を入れてwifi設定。パスワードはQX10の裏蓋に記述してある物を利用。接続が確認できたらPlayMemoriesを起動。ネットワークにDIRECT-xxxxxxx みたいなのがあるのでそれをクリック。
おそらくこれでカメラのモニターが開始されるハズだ。いったん接続先を記憶すれば、WifiAutoSwitcherで優先接続先をセットさえすれば、このネットワークに優先して接続するので、何十台ものスマホやアクセスポイントが集まるところでも、比較的安定して接続できるのではないかと思われる。(・・・多分)
このカメラの問題点
wifi接続での2.4GHzを利用した事。この帯域はbandが重複しており接続が不安定なのに、どうしてこの帯域を採用したのかは謎。せめて外で5GHzが利用できるようになるまで待てなかったか?次にカメラとの通信にwifiを利用した事。これは明らかにマズイ。
サムネイル転送サイズを小さくしてでもBluetoothでの接続を考えるべきだったんじゃないか?
先日、Bluetooth5の規格が決定したので、バッテリー問題も加味すると、次期バージョンのカメラはBluetoothでの接続にすべきだろう。
スマホアプリ操作で飛ばすドローンがこんなにたくさん発売されている昨今、こんなもの程度の操作アプリが作れないなんて、SONYは恥だと思わないのだろうか・・・・・。